発明品、電動ルアー、疑似餌 【書類名】 明細書
【発明の名称】可動式擬似餌
.
【特許請求の範囲】

【請求項1】少なくとも振動手段、及びこの振動手段の作動を司る第1電源とを内蔵した擬似餌と、この擬似餌に設けた釣針と、前記擬似餌に外付けした外部電源ケースと、この外部電源ケースに設けた前記振動手段の動作を司る第2電池と、前記第1電源と第2電源とを結線したコードに設けた接点とで構成した可動式擬似餌であって、この可動式擬似餌の振動手段を、前記第1電源及び/又は第2電源を介して振動し、またこの第2電源を、前記接点を介してON、OFF可能な構成とした可動式擬似餌。【請求項2】請求項1の擬似餌が、略小型の魚の外観を呈する構成とした可動式擬似餌。【請求項3】請求項1の外部電源ケースを、ケース本体と、このケース本体に設けた蓋体とで構成し、このケース本体に蓋体を取付け又は取出し可能に設け、またこの外部電源ケースに第2電池のON、OFFを司る接点を設ける構成とした可動式擬似餌。【請求項4】請求項1の擬似餌の尾部に、前記第1電源を挿入用の密閉式の尾部電池蓋を設ける構成とした可動式擬似餌。【請求項5】請求項1の振動手段を、振動モータと偏芯部材とで構成した可動式擬似餌。【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】この発明は、魚類が生きていくための捕食行動では、静止した餌より、変化がある餌、例えば、動きを伴った餌に強く反応する性質がある。この考えに立って、擬似餌内部に振動を誘起させる振動手段を組み込むことにより釣具の捕獲性能向上を意図する。そして、望ましくは、趣味の分野における釣りの楽しさと、水産の分野における捕獲実益を図ること、等を意図した振動機能を備えた可動式擬似餌に関する。従来の技術【従来の技術】従来の擬似餌は捕獲性能を向上させるために、小魚や虫類にいかに似せるかということに重点が置かれていた。例えば小魚に似せたミノーを使いルアーフイッシングを行なう場合、針付ミノープラグを使用する。そして、擬似餌の口元にリップを付け、このリップによる水抵抗を利用しながら小魚の遊泳に似せた商品が市販等されている。一例としては、特開平7-298807号のルアーがある。しかし、これらの擬似餌では、速く連続的に小きざみな震えを起こさせ、あたかも生きた小魚に見せることには、今一歩改良の余地がある。また擬似餌内に振動付与手段を設けて、活発な上下動、潜航と浮上、を行ない、小魚の遊泳に近似させた製品開発が行なわれてきた、例えば、特開平11-9142号の振動式ルアーがある。【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、趣味の分野におけるレジャー釣人口の増加、又は水産業の分野における洋上での一本釣が多くなっていること等を主因として、例えば、釣餌の拡散による環境破壊、又は若者や女性の釣人は、生餌となる小魚やゴカイの感触と、姿から敬遠すること、等の問題が指摘されている。そして、この解決の一環として、この発明が提案する擬似餌が活用されているが、この擬似餌を用いる場合の最大の要因は、擬似餌が生物であるとの感覚を、いかに魚類に見せるかであり、通常は、フイッシングテクニックと云われている。このフイッシングテクニックは、例えば、擬似餌の遊泳運動だけでなく小きざみな震え動作が要求されており、この動作を満足することで、魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性と、捕獲量の拡充が期待できる。従って、このフイッシングテクニックを確実に把握するには、擬似餌の構造と、これを取扱う経験等が要求される。この要求に応え得るのが、本発明である。

【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、擬似餌として要求されるフイッシングテクニック、例えば、擬似餌の遊泳運動だけでなく小きざみな震え動作を、簡単な装置を利用して発揮すること、この動作を満足することで、魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充を図ること、等を意図する。また電源の耐時性(耐久時間)を拡充して、多目的、多用途に適合する擬似餌の提供と、又は擬似餌の遊泳運動及び/又は小きざみな震え等の動作を、組合せることで、種々の動作を確保し、多目的、多用途に適合する擬似餌の提供及び/又は魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充等を図ること等を意図する。請求項1は、少なくとも振動手段、及びこの振動手段の作動を司る第1電源とを内蔵した擬似餌と、この擬似餌に設けた釣針と、前記擬似餌に外付けした外部電源ケースと、この外部電源ケースに設けた前記振動手段の動作を司る第2電池と、前記第1電源と第2電源とを結線したコードに設けた接点とで構成した可動式擬似餌であって、この可動式擬似餌の振動手段を、前記第1電源及び/又は第2電源を介して振動し、またこの第2電源を、前記接点を介してON・OFF可能な構成とした可動式擬似餌である。請求項2の発明は、請求項1の目的を達成するとともに、より捕獲数の増加と、未経験者でも容易に釣を楽しめる可動式擬似餌を提供する。請求項2は、擬似餌が、略小型の魚の外観を呈する構成とした可動式擬似餌である。請求項3の発明は、請求項1の目的を達成するとともに、外部電源ケースの容易な組立て又は解体ができる可動式擬似餌を提供する。請求項3は、請求項1の外部電源ケースを、ケース本体と、このケース本体に設けた蓋体とで構成し、このケース本体に蓋体を取付け又は取出し可能に設け、またこの外部電源ケースに第2電池のON、OFFを司る接点を設ける構成とした可動式擬似餌である。請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、又は擬似餌に、第1電源を簡易、ワンタッチでの挿入を可能とすること、等を意図する。請求項4は、請求項1の擬似餌の尾部に、前記第1電源を挿入用の密閉式の尾部電池蓋を設ける構成とした可動式擬似餌である。請求項5の発明は、請求項1の目的を達成すること、又は擬似餌に確実かつスムーズに振動を付与し、しかも魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充を図ること、等を意図する。請求項5は、請求項1の振動手段を、振動モータと偏芯部材とで構成した可動式擬似餌である。発明技術の形態【発明の実施の形態】本発明の使用の態様を説明すると、釣糸に取付けられた擬似餌は、第1電源の挿入、又は図示しない擬似餌に設けたスイッチ等、以下、スイッチとする、の操作、ON等により、第1電源が入り、この擬似餌の内部に収容した振動モータ及び偏芯部材が作動して、当該擬似餌に小きぎみな振動を付与する。この振動モータ等の動作(擬似餌の振動)は、スイッチの入り切りは自由にコントロールできるので、時宜に適した釣を楽しむことが可能であり、また魚類の捕食行動に対応して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充が図れること、等の実益がある。またリップ代替品を利用した例では、遊泳運動(上下方向等の動き)との相乗効果及び/又は遊泳運動として利用することで、一層の嗜好と、魚類の捕食行動に対応して、捕獲の確実性等ができる。また擬似餌の振動を、長時間使用する際には、接点を利用して外部電源ケースに設けた第2電池をONし、この要望に応える。そして、この第2電池の入り切りは、接点のON、OFFで自由にコントロールできるので、第1電池及び/又は第2電池の入り切りで、時宜に適した多様な釣を楽しむことが可能であり前述と同じ効果が期待できる。勿論、第2電池は、第2電源が消耗した場合の代替品としての役割、又は単独での使用が可能であり、それぞれ前述の各効果が期待できる。尚、ダイオードの採用は、例えば、第1電源及び/又は第2電源の使用に障害をなくすこと(逆流防止)、長時間の使用、第1電源及び/又は第2電源の安定性向上、又は第2電池からの供給可能等を意図する。この擬似餌は、接着、溶着、嵌合、又は他の手段を介して密封一体構造である。しかし、擬似餌は、必要により密封状態が確保できることを条件に、開閉自在とすることも可能であり、この開閉自在では、例えば、部品の故障、交換等を自由に行なえる。従って、時宜及び/又は技量に対応した各種の釣りを楽しむことが可能であり、重宝すること、又は魚類の捕食行動に対応して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充が図れること、等の特徴がある。また外部電源ケースは、第2電池の交換、部品の故障の修理等を図るために、螺子締め、嵌合、他の手段で開閉自在(密封式)である。尚、前記密封一体構造の簡易形であって、使い捨てを主眼とした場合は、例えば、低コストの擬似餌の提供、又は簡易な使用、貸与用としての利用等を意図する。尚、図示しないが、この擬似餌は、略小型の魚(小魚)の他に、魚(寸法は問わず)、又は大小の蟹・海老・貝等を模した構成も可能であり、有意義な海・川等の釣と、各種の魚、魚場等に対応できる利点もある。

発明の実施【実施例】
以下、本発明の一実施例を説明する。
1は魚の態様を呈する擬似餌で、この擬似餌1は、擬似餌本体100と蓋体101とでなる略半截分割式を採用する。この擬似餌1には、釣針2が設けられており、擬似餌本体100と蓋体101とでなる密封(水密)一体構造とする。また擬似餌1には、振動手段3と、振動手段3の作動を司る第1電源4と、この振動手段3と第1電源4とを結線する回路と、この回路に設けたダイオード5、15とを内蔵する。この振動手段3は、この例では、振動モータ300(単独)及び/又は偏心部材301(併用)とが考えられる。そして、併用の場合には、振動の振幅の拡充が期待できる。そして、この例では、擬似餌1は、擬似餌本体100と蓋体101を、個別にそれぞれ成形して、接着、溶着、嵌合等の手段を介して密封一体構造とする。この実施例では、成形の容易化、低コスト化等に役立つ。しかし、擬似餌1の分割方法は、この擬似餌本体100と蓋体101とに限定されない。例えば、擬似餌1を前後方向で適宜数に分割する等の手段がある。また擬似餌1の構成は、何れの方法でも、振動手段3、第1電源4、ダイオード5、15を内蔵する可能な構成であれば可能である。図中6はフック、7は擬似餌1の尾部に設けた第1電源4を挿入する密閉式の尾部電池蓋で、第1電源4の簡易、ワンタッチでの挿入を可能とする。8は部屋で、この部屋8には振動手段3、第1電源4、ダイオード5、15等の部品を収容する。9はリップ代替品として利用できる舌状、又は帯状の突部を示す。略筒状の水密構造でなるプラスチック製の外部電源ケースで、この外部電源ケース10はケース本体1000とケース蓋1001とで構成されている。この外部電源ケース10には、第2電池11と、フレキシブルウル部材12と、接点13とを備えている。そして、この第2電池11はコード14を介して振動手段3又は第1電源4に接続される。このコード14はフレキシブル部材12に設けられる。尚、ケース本体1000とケース蓋1001とは、一例として、螺子締付け方式とする。図中15はダイオードであり、前述の例に準ずる。またこの外部電源ケース10の係止部16に、釣糸17を係止することで、当該外部電源ケース10は釣糸17に固止される。そして、この外部電源ケース10の係止部16に釣糸17aの一端を係止し、擬似餌1のフック6に当該釣糸17aの他端を係止することで、当該釣糸17aに擬似餌1が固止される。そして、釣糸17aに対して、外部電源ケース10と擬似餌1を連繋するフレキシブル部材12を長く構成し、魚、岩、他の物等の対象物、障害物等から受ける荷重から、当該フレキシブル部材12を保護する。尚、第1電源4と、第2電源11とは、他の動力源に代替することも可能である。

発明の効果【発明の効果】

請求項1の発明は、少なくとも振動手段、及び振動手段の作動を司る第1電源とを内蔵した擬似餌と、擬似餌に設けた釣針と、擬似餌に外付けした外部電源ケースと、外部電源ケースに設けた振動手段の動作を司る第2電池と、第1電源と第2電源とを結線したコードに設けた接点とで構成した可動式擬似餌であって、可動式擬似餌の振動手段を、第1電源フイッシングテクニック、及び/又は第2電源を介して振動し、また第2電源を、接点を介してON・OFF可能な構成とした可動式擬似餌である。従って、擬似餌として要求される例えば、擬似餌の遊泳運動だけでなく小きざみな震え動作を、簡単な装置を利用して発揮できること、この動作を満足することで、魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充が図れること、等の特徴がある。また電源の耐時性(耐久時間)を拡充して、多目的、多用途に適合する擬似餌、又は擬似餌の遊泳運動及び/又は小きざみな震え等の動作を、組合せることで、種々の動作を確保し、多目的、多用途に適合する擬似餌の提供ができる実益と、また魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充等が図れる実益がある。請求項2の発明は、擬似餌が、略小型の魚の外観を呈する構成とした可動式擬似餌である。従って、請求項1の目的を達成するとともに、より捕獲数の増加が図れること、又は未経験者でも容易に釣を楽しめる可動式擬似餌を提供できること、等の特徴がある。請求項3の発明は、請求項1の外部電源ケースを、ケース本体と、ケース本体に設けた蓋体とで構成し、ケース本体に蓋体を取付け又は取出し可能に設け、また外部電源ケースに第2電池のON、OFFを司る接点を設ける構成とした可動式擬似餌である。従って、請求項1の目的を達成できること、又は外部電源ケースの容易な組立て又は解体ができる可動式擬似餌を提供できること、等の特徴がある。請求項4の発明は、請求項1擬似餌の尾部に、第1電源を挿入用の密閉式の尾部電池蓋を設ける構成とした可動式擬似餌である。従って、請求項1の目的を達成すること、又は第1電源を、擬似餌に簡易、ワンタッチで挿入できる実益がある。請求項5の発明は、請求項1の振動手段を、振動モータと偏芯部材とで構成した可動式擬似餌である。従って、請求項1の目的を達成できること、又は擬似餌に確実かつスムーズに振動を付与し、しかも魚類の捕食行動を刺激して、捕獲の確実性、捕獲量の拡充が図れること、等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】【図1】本発明の使用状態の一例を示す一部省略・欠截の正面図【図2】本発明の使用状態の他の一例を示す分解正面図【図3】回路の一例を示す図【符号の説明】
1    擬似餌
100   擬似餌本体
101   蓋体
2    釣針
3    振動手段
300   振動モータ
301   偏心部材
4    第1電源
5    ダイオード
6    フック
7    尾部電池蓋
8    部屋
9    突部
10   外部電源ケース
1000  ケース本体
1001  ケース蓋
11   第2電池
12   フレキシブル部材
13   接点
14   コード
15   ダイオード
16    係止部
17   釣糸
17a  釣糸
発明の要約書

【書類名】  要約書

【要約】

【課題】 従来の擬似餌は捕獲性能を向上させる為に、小魚や虫類にいかに似せるかという事に重点が置かれていた。小魚に似せ たミノーを使いルアーフイッシングを行なう場合、針付ミノープラグを使用するが擬似餌の口元にリップを付けたり水抵抗を利用しながら小魚の遊泳に似せた製品開発が行なわれてきた。しかし、これらの擬似餌では、速く連続的に小きざみな震えを起こさせ、あたかも生きた小魚に見せることはできなかった。【構成】 魚類の捕食行動の一つに、静止したものより動く餌に強く反応する性質がある。本発明は擬似餌内部に振動を誘起させる振動手段を組み込むことにより釣具の捕獲性能を向上させることができる。従って、趣味の分野から水産業の分野まで利用することが可能で、釣りの楽しさと捕獲実益が向上する。尚、本発明の擬似餌外観は魚の形以外の形状でもよい。
選択図】  図1

電動ルアー 可動式擬似エサ

ホーム(トップ);https://whoeco.com/
1116